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ふたり展_平松龍馬
ふたり展_平松龍馬_略歴

1986年 千葉生まれ

2008年 拓殖大学工業デザイン科 卒業

2009年 栃木県立窯業技術支援センター 入所

2010年 同所ロクロ科 修了

2011年 益子町七井にて作陶

2013年 千葉市花見川区にて作陶

アンモナイトや鉱物などをテーマに制作

​平松龍馬

12月9日(土)から「ふたり展 - 平松龍馬×のぐちみか - 」が開催。今回、敬のスタッフが”平松龍馬氏の工房”に伺い店長の久保田が、インタビューを行い、特別に工房の写真を撮らせていただきました!平松龍馬氏の作品がどのように生み出されるのか、是非ご覧ください。

ふたり展_平松龍馬_img_01

いつも、お世話になっております。広い工房ですね!町も良い雰囲気のところで素敵です。

古江戸と呼ばれている場所で古くからのお店が沢山残っているんですよ。工房は、元々和菓子を作ってたところらしいです。

だから水道が沢山あるんですね(笑)さて、今回は二人展の Web に掲載するインタビューをさせていただきます。不慣れですが、ばんばん質問しますね(笑)

よろしくお願いいたします(笑)

では、最初の質問です!平松さんは自身をどういう性格だと思いますか?

う~ん・・・のんびりとした性格ですかね(笑)

そんな感じに見えます(笑) この町の雰囲気とすごく合ってます。普段制作をされる時はどんなスタイルで制作されているんですか?

Youtubeの映像をチラチラ見ながら制作しています。たまに、集中しろ!と怒られることがあります(笑)本当に集中するときは、もちろん見ませんが(笑)

音楽やラジオを聴きながら制作という方は過去にいましたが、映像を見ながらの人は初めてです(笑)作品作りでこだわっていることはどういうところですか?

作品のこだわりですか・・・。亀裂文の作品などは、意図的に作品にヒビを施しております。自然なヒビを作る為に指で粘土をこね、少しずつ水分を飛ばして、丁度良い具合の自然なヒビを作ることですかね~。

なるほど、そうやってヒビを作られてたんですね!ヒビを作る作業も指先の感覚でヒビを作られると思うのでとても難しそうですが、作品作りで平松さんが一番難しいと感じる点はどういうところですか?

作品の形に合った色を考えることが苦手なので難しいです。

それは確かに難しそうですね(汗)逆に得意な作業はなんですか?

形作りです。どういう成形法を使用すれば作りたい形が出来るか想像すれば大体をわかるので得意です。

凄い能力ですね!では、陶芸で一番苦労したことは何ですか?

昔、陶芸の指導を受けたところの「色」(形、器の厚みなどの特徴)を消すことですかね。

なるほど!産地や先生によって作り方、器の厚み、轆轤の回転方向も違いますよね~。私が昔、務めていた陶芸教室でも指導法が先生によって違ったので、生徒さんには一番やり易いと思った轆轤のひき方(成形法)で作って下さい。と言ってました(笑)平松先生の作品は他にはない面白くて新しい作品が多いように感じますが、アイディアが浮かんだらどのようにして、まとめていますか?

アイディアが浮かんだら、ラフスケッチをしています。

貴重なスケッチありがとう御座います!現在制作されている作品の中で、その作品が生まれたきっかけを良かったら教えて下さい。

裂文シリーズは、押し寿司(焼きしめ鯖)にはまった時に、型に押し付けて作れば「裂文模様」が残る!と閃いて生まれました(笑)

面白いですね(笑)沢山あるかもしれませんが、陶芸の一番楽しいところはどこですか?

作品の形に合った色を考える「窯出し」です。窯を開けるまでどういう仕上がりになるかわからないので、毎回楽しみです。失敗もありますが、無事焼きあがった、成功した中でも凄く出来の良い物が出来た時はとても喜びを感じす。

凄く共感出来ます!では、作業で一番好きなことはなんですか?

本焼き後のやすり作業です。作品に雰囲気や味わいを出すことが出来るんですよ。

どうやって色の濃淡を出されているんだろう?と思っていたので驚きです!前々から気になっていたのですが、平松さんは週にどのくらいの時間制作をしてらっしゃるのですか?

週4~5日間。のんびりと午前9時~午後10時くらいまで制作をしています。 陶芸以外にも地域の祭りの時は出店で焼きそばを焼いたり、自動販売機の補充の仕事を行ったりしています。

色んな事をやられてるんですね(笑)今後は、どういった作品を作りたいですか?

現在、展示会で出品中作品など含めて、作りたい作品のアイディアが固まってきたので、そのシリーズの色んな形や大きさの作品を作りたいです。

新しい形などの作品を楽しみにしています!今後の夢・目標はありますか?

作りたい物を作って生活出来るようになれたら良いなと思います。

確かに、それが理想ですよね。では最後に、好きな陶芸家やアーティストはいますか?また、敬で取り扱っている作家で気になっている方はいますか?

作家では川喜田半泥子、アルフォンス・ミュシャ、エミール・ガレ、音楽だとサザンオールスターズが好きです。敬さんでお取り扱いの作家さんだと、「黒川大介さん」の作品がカッコイイので気になります。

質問は以上になります。お忙しい中、ありがとうございました!

​ご一緒に写真を撮らせていただきました!

平松氏の作品は、店舗だけではなく「ONLINE STORE 敬」でも販売を行っております。作品を楽しむとともにご自分用や贈り物に是非、ご利用ください。

※ 作品は全て「一点物」になりますので、お早目のご購入をおすすめいたします。

※ ギフト包装は「ECショップ」のみお取り扱いをしております。

ECショップではギフト包装サービスを行なっております。

大切な方への贈り物に是非ご利用ください。スタッフ一同、心を込めてお包みいたします。

​ギフト包装サービスの詳細についてはこちらをご覧ください。

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