

◆腰越祐貴個展Ⅱのお知らせ◆
自然界のものや生物をモチーフとし、人工物と組み合わせた作品などを制作する腰越祐貴氏の2回目となる個展を開催致します。 リアルに表現された爬虫類・両生類・昆虫などの生き物の造形には型を使わず、一匹一匹手びねりで成形しているため全て表情が違う一点もの。 『本物には勝てないが、陶芸ならではのリアリティを追求したい』という腰越氏の思いは、小さな生き物の可愛らしさだけでなく、儚さや哀愁といった世界観も創出しています。 本個展では、初登場となる生き物やシリーズを多数出展。 腰越氏の作品ではおなじみのアマガエルなどの生き物たちも、よりどころにするうつわが変われば彼らの手つきや視線の向きも変わります。 うつわは、自然物と人工物という相反するモチーフの『樹皮』と『鉄巻』、ヤドクガエル達の模様をあしらった作品や、足つきカップが新たに登場。 また、出展作品の中で一番の大きなオブジェ『薪と鉈とオニヤンマ』は本個展の目玉。 陶器で作られたとは思えない程リアルに作り込まれた木と、羽根の細部まで妥協なく生み出されたオニヤンマは、腰越氏の自然や生き物への愛情と敬意の体現とも言え